2025年7月11日
高血圧 漢方の適用について
高血圧 漢方の適用について
高血圧にかかわらず、どの病態もその人の体質と虚実(虚邪:身体が虚して正常な営みができずに発症のもの)、実邪:身体を守る防御・抵抗力よりも病気を引き起こす外因因・・生活不摂生、内傷七情<ストレス・思慮過度>・過酷な環境等々が大きいもの)を診なければなりません。
例1 主に中高年以上で、加齢とともに個体の生命力の低下(中医学でいう腎虚損)が元々にあり、中医学でいう肝腎同源の考えで、腎虚損(老化)の影響が血の流れに関与する肝(西洋学の肝臓ではありません)に及び・・血管の筋の緊張度に影響して高血圧になりやすくなります。 漢方では肝腎相補に活血化瘀薬を加えることが多いです。
例2 ストレス負荷のかかりやすい環境(過酷な職場、人間関係、元々がイライラしやすい性格など)にありますと・・血管の平滑筋は緊張・収縮しやすく血圧は上昇傾向になります。また、このような方はゆったりした休日を過ごせたり、ストレスが発散できるような趣味をおこなった後は・・血管の平滑筋は弛緩して血圧は低下傾向になります。漢方では疎肝理気化風に活血化瘀薬を加えることが多いです。※例2の方は一時的な血圧上昇の病態ですが、その環境が変わらず継続すると慢性的な高血圧になってきます。
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