2025年7月12日
漢方でダイエット
漢方でダイエット
一般的に、漢方の肥満の対処は最も流通しています「防風通聖散」、他にも「防己黄耆湯」、「大柴胡湯」などが市販されています。「防己黄耆湯」以外は、身体にこもった湿熱(多飲多食の滞り・高カロリー食の常食の滞り≒熱量の高い宿便なども)を下瀉(便で湿熱を排泄)するものになります。
ただ、下瀉(便で湿熱を排泄)するだけは対症療法、本来の目的は体質的にスリムになること(根本治療)が重要になります。体質的に太りにくい身体は、基礎代謝が大きくすること(漢方では補陽)、改善すべき身体の臓腑は脾(脾臓ではなく、「脾」は中医学的には、飲食物をエネルギー・栄養に変える働きと・・生まれたエネルギー・栄養を身体中に運ぶ働きをする臓器)の力を上げること(補脾陽)、あとは飲食物からできた身体にとって不要な痰湿(脂肪や水滞)を除くことが大事です。
無理なダイエット(摂食制限、過度な運動)はリバンドしやすく、なぜなら体質そのものを見ていないからです。
ベストなダイエット薬は、補脾陽・袪痰湿と人により邪下瀉(便で湿熱を排泄)も加えるものと考えています。
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