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いちばん便り

2025年8月26日

咳 咳嗽 漢方でどう考える?

〇ノドが痛くて咳が出る

→ノドの下は肺で、咳が出ているということは衛分のみならず症状が進行しているので、肺の粛降(下に下がるべきものが下がらない場合に

苦味のもの使う)を助ける生薬の「杏仁」が中心の方剤:桑菊飲(そうぎくいん)を用いるが、ない場合の代用薬は銀翹散と杏仁を一緒に

服用 (痰熱で熱が強い場合は銀翹散→五虎湯に変更)

 

〇 カゼをひいて咳が出る

・汗もかかずにゼーゼーと咳が出る場合で熱証の咳は五虎湯、水様性の痰が多い場合で寒証では小青竜湯合麻黄附子細辛湯を用いる。

・汗が出てゼーゼー咳が出る場合の咳は桂枝加厚朴杏仁湯を用いる。

 

〇カゼをひいて数週間経過で・・長引く咳の場合

・虚肺で脾に影響…よく空咳と間違うケース)→小建中湯と苓甘姜味辛夏仁湯を一緒に用いる。

 

〇飲食不節制・生活不摂生(睡眠不足) がある場合の慢性的な咳は・・人参湯と止咳生薬を加味する。

 

〇高齢者(冷え性で夜間頻尿があり)の慢性的な咳

身体の機能低下や熱量不足で体内に不要な水湿を生じて咳、鼻水、頻尿などが起きる。

(症状例)

・肌膚に氾濫して浮腫・むくみやすい人の咳→方剤例:真武湯合五苓散

・逆流性食道炎のような症候があり、胃気が降できず上逆し上犯して咳嗽→方剤例:真武湯合半夏厚朴湯

・清陽の上昇を阻む(めまい・立ちくらみがあり)人の咳→方剤例:真武湯合苓桂朮甘湯

 

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