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いちばん便り

2025年8月27日

気管支喘息 ぜんそく 漢方でどう考える?

〇山西省の李可先生の症例

喘息や呼吸困難を伴う気喘は喘鳴(ゼーゼーヒューヒュー)があり、呼吸困難のため意識障害(意識が

しっかりしない)がある。…なぜ呼吸困難になる?それは脾虚生痰(又は腎虚湿盛)の体質の人がカゼ

をひいてこじらせてしまうから(痰湿+感冒→呼吸困難)

・脾は生痰の源(気血津精の化生が十分でないと痰湿を生む)…脾虚だから痰湿を生む

・肺は貯痰の器(肺は痰を貯える)

脾を整えるもの+化痰…二陳湯+三子養親湯(代表的な化痰薬:3つの種:大根・紫蘇・白辛子で三子)の合方で代用は

・・年配(もともと腎陽虚)の人の喘息や痰鳴は、脾をしっかりさせて肺の機能を増す必要あり、附子理中湯(しばら

く継続)→痰鳴(ゼーゼーの症状)が残れば苓桂朮甘湯加附子とする (李可老中医処方)

 

〇身体の防衛力(表を巡る陽気の力)が弱いと弱い邪気(普通の人は何でもない外感)も受けやすい→その影響で邪正相争(衛気と邪の戦争)が起こり、熱や炎症が出ることも…(アレルギー体質の人)

解決策:身体の防衛力高めるために陰陽調和の「桂枝湯」+さらに防衛高める「黄耆」を加え、裏の消化・吸収高めて身体

を整える「膠飴」をプラスした「黄耆建中湯」が基本処方となるが、中医内科学(内傷病)で弁証すると…

・冷哮(ゼーゼーと喘鳴に水様性の痰)は→小青竜湯と麻黄附子細辛湯を同服。

・熱哮(顔面が赤い、ゼーゼーと喘鳴に粘い色ついた痰)は→小青竜湯とセッコウを一緒に服用。

※症状がない緩解期は根本治療(再発防止)で黄耆建中湯と四逆湯を同服。

 

 

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