2025年9月6日
耳がつまる 耳の違和感 漢方でどう考える?
1)耳がつまる 耳の違和感
カゼひいて治らずこじらせ→耳が聞こえにくくなった(耳がつまった感じ)…この時は生姜(生薬のショウキョウ)を用いる。
※生姜は肺と胃に作用…肺経には軽く発散して解表(カゼの治療など)、胃経に入るので吐き気止めにもよく使われる。
※耳には肺経(息止めて肺の腑である鼻部に力入れると耳に影響)ともつながっており、カゼこじらせて肺経が通じなくなり、耳に栄養が
届きにくくなって聞こえにくくつまった感じになる。(結構多いケース)
方剤例:①カゼこじれて咳が続き、耳が聞こえにくく顔が赤い…肺熱タイプは五虎湯加生姜
方剤例:②カゼこじれて咳が続き、耳が聞こえにくく顔が肌色~青白い……肺寒タイプは小青竜湯加生姜
2)耳がつまる 耳の違和感
ストレス、思慮過度、悩みすぎなどが原因のもの→一般的には自律神経系:耳に経絡が通じる肝経に影響して→肝の疏泄機能失調により発症。※自律神経系の失調は不定愁訴で・・耳以外に頭重感、不眠、イライラや焦燥感、憂鬱感、気が重いなど現われることが多い。
方剤例:柴胡加竜骨牡蠣湯加芍薬に冠心逐瘀丹、天麻、石決明、釣藤鈎を一緒に服用。
3)生理時に乳房腫痛 とともに 耳がつまり、耳の違和感 (肝血虚化風による症状)
方剤例:①顔が赤い、火照る人…柴胡清肝湯(または加味逍遥散)と香附子、芍薬、天麻、釣藤鈎を一緒に服用。
方剤例:②顔色が肌~青白い場合…柴胡疏肝散(または逍遥散)に香附子と芍薬、天麻、釣藤鈎を一緒に服用。
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