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いちばん便り

2026年7月27日

アトピー性皮膚炎 漢方の力 身体と心に自然の力を!

アトピー性皮膚炎

先天性や後天性に限らず、久しく患ったアトピー性皮膚炎は、漢方的な見地から・・表熱裏寒で虚陽上浮(表熱=皮膚である体表部は炎症・発赤・乾燥・痒みなどを引き起こし、裏寒=身体の内部は虚寒をもって、虚弱な胃腸や疲れやすいなどが現われ・・この状態を虚陽上浮)が多くみられます。漢方薬は体表部に浮いた陽熱を体内に潜らして整える薬を選択すると良いと考えています。(潜陽丹的な方剤を選択)

★注意・・気温が高くて暑く、アイスクリームや冷たいものをたくさん摂りたいところではありますが、裏:身体の内部を強く冷やしてしまい、元々の裏寒の状態を悪化させるため、皮膚に表熱(炎症)が浮き・・アトピー性皮膚炎の症状(皮膚状態)を悪化させることがありますので注意が必要です。冷たいものを摂り過ぎないように!

★痒くて掻きむしりが多い部位は・・掻きむしりによる摩擦熱と剥けたところからの感染症を引き起こして、ジュジュクと黄汁が出る場合(中医学では湿熱毒)があります。この場合は上記の潜陽丹ではなく、黄汁が止むまでは消風散または柴胡疎肝散、あるいは温清飲(黄連解毒湯合四物湯)などを用います。ただ、消風散または柴胡疎肝散、あるいは温清飲(黄連解毒湯合四物湯)のような苦寒薬や袪風薬は使いすぎると皮膚が乾燥しやすいので注意が必要。皮膚の状態(皮膚弁証)で服用薬を選択することが大事です。

★乾燥肌には外用保湿剤やケアピローサローションなどとともにも補血の当帰、補陰の白参や亀板などを用いることがあります。

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